マウント・クック観光の拠点となる村、マウント・クック・ビレッジ(以下、マウント・クック)は、南島の内陸部を通る主要道の8号線から支線80号線を約52km進んだ最奥の地にあります。
主要ルートから外れているのでアクセスするにはツアーを利用するのが便利ですが、ニュージーランド最大手のバス会社InterCity(GreatSights)の定期路線やTekapo Shuttleを利用すれば個人旅行でもアクセスは容易です。
今回はクライストチャートとテカポからマウント・クックへのアクセス方法をご紹介します。
クライストチャーチからマウント・クックへのアクセス
クライストチャーチからマウント・クックへのアクセスには、InterCityが利用できます。
InterCity
InterCityは、直通の定期路線が運行しています。1日1便(クライストチャーチを7:30発、マウント・クックに12:55到着)。途中、テカポのChurch of Good Shepherd(善き羊飼いの教会)に10分ほど停車します。この路線はFlexiPassの利用推奨です。
マウント・クックに直行せずテカポに宿泊する場合、上記より出発が1時間遅い便(クライストチャーチを8:30発、テカポに12:05着)も利用できます。
クライストチャーチの宿選び
クライストチャーチ発の長距離バスは、出発が早朝7:30です。クライストチャーチはバスでの移動が便利な街ですが、早朝のローカルバスは予定通りに来るのか?という不安が若干あります。
このため、バスの発着地となっているBus Interchangeに徒歩移動が可能なエリアにあるホテルやバックパッカーズなどへの宿泊が無難です。
クライストチャーチの宿を探す
テカポからマウント・クックへのアクセス
テカポからマウント・クックへのアクセスには、InterCityとTekapo Shuttleが利用できます。Tekapo Shuttleは、テカポからマウント・クックに日帰り旅行が可能です。
InterCity
InterCityは、マウント・クックに1日1便(テカポを11:30発、マウント・クックに12:55着)が運行しています。この路線はFlexiPassの利用推奨です。
Tekapo Shuttle
Tekapo Shuttleは、テカポとマウント・クックを1日1便(テカポを8:00発、マウント・クックを15:00発、片道90ドル)運行しているシャトルバスです。乗車時間は90分、途中Peter’s lookout(テカポ発)、Lake Pukaki(マウント・クック発)を経由します。
テカポからマウント・クックの日帰りツアーもあります。ツアー内容には、タズマン氷河の見学、フッカーバレートレッキングが含まれています。片道2回分より安い149ドルです。
Cook Connection
Cook Connectionは、10月上旬から4月下旬(延長あり)の期間限定で運行しているシャトルバスです。テカポ-マウント・クックを1日1便(7:30発9:45着)。出発時間が早くマウント・クックに5-6時間滞在できるので、フッカー・バレー・トラックを歩いてもに日帰り可能です。
テカポの宿選び
テカポは、小さな街なので主要な施設へ徒歩移動が可能ですが、ショップや長距離バスの発着場に近いエリア(湖畔近く)のホテル、バックパッカーズなどへの宿泊がお薦めです。
長距離バスの発着場は、湖に近いMotuariki LaneにあるDark SKyビルのあたりです。
テカポの宿を探すマウント・クックからの移動
帰りの移動は、InterCityがクライストチャーチ(テカポを経由)へは14:00発19:00着、クイーンズタウンへは14:25発18:25着、テカポへはTekapo Shuttle(15:00発)も利用できます。
おわりに
マウント・クックへはInterCityやTekapo Shuttleを利用してアクセスできます。
テカポからならTekapo Shuttleで日帰り旅行も可能です。ぜひ、マウント・クックに足を運んでみてください。
マウント・クックは宿が少ないので早めの予約を心がけましょう。予算に余裕があるなら移動に便利なハーミテージホテルがお薦めです。
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